荒野より

ドラマ「南極大陸」の主題歌、荒野より。聴いている間は感動するのですが、歌詞を考えてしまうとどうも単純に感動してもいられないような…。
生きていたタロとジロが有名ですが、置いて行かれた他の犬達は皆、繋がれたまま死んでしまったらしいですね。辛い。
福島原発で取り残されて死んでしまった動物達の事も考えてしまって辛い。動物が人間のせいで死んでしまう事を美化するような歌詞は…どうなんだろうと思ってしまうわけです。
とは言えタロとジロは再会した時人間に懐いていたようなので、犬は人を恨んではいないのかもしれませんが。でもなー。
犬の気持ちを考えて書こうとすると、ご主人何処に行ったの?早く帰って来ないかな、お腹すいたよ。寒いよ。暗いよ。だんだん眠くなってきたよ……というような歌詞になるのでしょうか。
食べられたペンギンやアザラシの立場になれという意見もあるようで(元々南極の自然は厳しいのでは?と思いますが)、どっちにしろ連れ帰るのがベストだったんでしょうね。