たった一つの、冴えないやり方

私はツーピースの水着を指してビキニとは呼びたくないです。ビキニ環礁原爆実験から生まれた言葉だから。原爆を由来とした言葉がこんなにもカジュアルに用いられているのに驚きを感じます。結局はイメージの問題なのでしょうか。

原発に関してはとにかく作らなければよかったという気持ちが一番で、事故が起こってしまった今となってはやや容認派に傾きつつあります…。
都会の反原発派の人達は、福島を田舎だからと過疎地みたいに思っていないでしょうか。福島市郡山市の人口は相当に多いですよ。小学生以下の子供及び妊婦に限ったとしてもです。全ての人を福島から避難・移住させるなんて無理だと思いますし、出来たとしてもそれが本当に幸せな事でしょうか。子供に20mSVという数値がやたら問題にされていますが、それが本当に絶対的に駄目なのかとも言い切れないのでは…と思います。(そもそも、避難しろと言われた所で受け入れ先や生活費がなければ避難のしようもないので、訴えるべき相手は日本政府ではなく外国の政府なのでは。)健康被害さえなければいいという問題ではないですよ。転入先の学校で虐められる子供も多いという話なんかを聞きますと。海外移住出来ても日本人差別は酷いみたいですし。
事故が起こってしまった今となっては、放射能大した事ないよ!というスタンスでいた方が、人は救えるのでは?と思います。被害を小さく見積もりたいのは政府だけじゃなく、住民の正直な感情でもあります。愛着のある土地を汚染汚染と叫ばれては嫌な気持ちになります。
放射能を過剰に恐れる気持ちが被災者をさらに苦しめている。
地元がこんな事になってしまって、チェルノブイリ近辺の人々にあらためて謝りたい気持ちです。よく調べずにとにかく駄目だと思っていてごめんなさいと。

だから、福島原発における実際の被害は変えられないとして心理的影響を軽減する一つの方法があると思いました。それは