昨今の脱原発論調に感じる胡散臭さのキーワードは、子供と芸能人だと、個人的には思います。
本当に原発に頼らない日本にしたいなら、自然エネルギー云々以前に人口を減らす事は絶対必要だと思うんですけどー。電力の供給を維持するのではなく、需要を減らさないと。原発をなくしたいなら、まず絶対に人口抑制すべきでしょう。少子化が問題だなんて大嘘だと思いますよ。ありもしない少子化問題を叫ばず、日本は人口が多過ぎである事、人口を減らし一人一人が大切にされる社会を目指すべきである事を周知すべきだと思います。今子供を作ってる人達は人口問題を真剣に考えていない証拠に思えますし、生まれた子供に罪はないとは言えやっぱり生まれて来ない方がよかった子供達だと思います。子供を産む事自体が環境のためにならないんですよ。だから、子供を守れを旗印にした原発反対運動にはすごく違和感を覚えます。子供達を守れと言いますが、そもそも無計画に子供を産む事をよしとした社会が原発を作ったのではないですか?産めよ増やせよの子供至上主義は原発を生んだ原因とも言えます。個々の子供ではなく概念としての子供は害悪でもあると認識すべきだと思います。
それから芸能人やスポーツ選手。音楽だの映画だのというものは、本来人が生きていく上で無くても構わないものです。娯楽はあってもいいと思いますが、それに対し現在ほど多額のお金が動く事態は健全とは言い難いのでは。そういう仕事で生活が成り立っている芸能人が語る脱原発は、パンがなければケーキを食べればいい的な傲慢に聞こえます。
そもそもどうして原発は作られたのか、原発に頼る日本になったのかを、過去に振り返って反省しないと駄目なのでは?根本から考え直す事なくこれから脱原発!って、みんな変に前向き過ぎると思います。
けれど、母親でも子供でもない私がそう主張した所で誰も聞き入れてくれないでしょうしー。何を言うかじゃなくて誰が言うかが大事な世の中が悲しいです。何も日本に限らず。