大河ドラマを考える

今のNHK大河ドラマ平清盛が題材ですが。大河ドラマって平安末期から幕末くらいまでの政治的指導者を描いたものに限るのかと思っていたら、必ずしもそうではないらしい。『いのち』はオリジナルの人物を主役にした昭和時代の話なんですね。へー。『山河燃ゆ』は日系アメリカ人の苦境の話。大河の舞台は日本国内に限らないらしい。
炎立つ』は『琉球の風』に続き日本の辺境を描いた作品だとか。アテルイの死から始まる奥州藤原氏の物語か…興味が出てきました。
大河ドラマは視聴率に囚われず、色々な題材を描く余地がありそうですね。
例えばアテルイ。資料が少ないので殆どオリジナルになりそうですが、アテルイ本人の息子か娘を主役に据えても面白いかもなーと思いました。
あるいは卑弥呼とか。日本最古のシャーマニックプリンセス。男達による争いの世を憂い、平和を希求し王となった女性。
室町時代の話が少ないようなので(日野富子が主人公の『花の乱』だけ)足利善満あたりを主人公にしても面白いかも。
水木しげるの『昭和史』のドラマ化をしてみても面白いかもしれません。水木しげる役は向井理で。