生活保護の受給が難しいのは

生活保護の受給が難しいのは、市役所のやり口がえげつないからだけじゃなくて、生活保護は迷惑だ、弱者は大人しく死ねというのが日本国民の総意だからだと思います。それが選挙権者の望みならば、政治家だって公務員だってそれに従わざるを得ないでしょう。

現に、脅迫を繰り返してがれき受け入れは阻止できた訳です。市井の人々にはそれだけの力がある。そのごく普通の人々が望まないからなのでしょう、生活保護もがれき受け入れも進まないのは。被曝はスティグマ生活保護スティグマ。両者は同じ所にある。

がれき受け入れ反対をはじめとする脱原発運動は、日本の左派政党や学者達、それを指示する普通の人々に失望するには十分でした。彼等はそれまで私が思っていたように時間的金銭的余裕や権力がないのではないのです。ただ自己中で論理的思考力に欠けるだけなのです。自らの不利益になりそうな事は事実か否に関わらず猛反対し、他者に利益がもたらされる事を憎む。
民衆が無力で善良ならばまだ希望も持てていたかもしれませんが、力を持ちながらも恐ろしい方向にばかり公使するのはどうしたらいいのでしょうね…。