弱者は死ねと全力で言いながら本当に死ぬと大騒ぎする奇妙な日本社会

大津市の中学のいじめ自殺事件ですが、これ、騒ぎすぎじゃないですかねぇ。もっと重要な問題から人々の目を逸らす陰謀?
自殺者は毎年何万人もいるのに、それが子供だってだけで大騒ぎするのもどうかと思います。大人になれば一山いくらの命なのに子供時代だけ異様に丁重に扱う日本社会。やっぱりいびつだ。

しかも日本社会はニート生活保護叩きが激しく、そのくせ本人に意欲があっても空白期間があると働かせない社会です。例の中学生のようにいじめられていた子は不登校で高校に通えずそのままニート引きこもりになる可能性も高いと思いますが、そうなった時に世間は「早く死ね」と言うのでは?いじめられる子のコミュ力が高いとも考えにくいですし、スムーズに就職できない可能性はかなり高いと思います。ですから尚更、自殺した子に同情的な意見は偽善としか思えないです。

この間大阪で通り魔事件があった際、大阪府知事はその通り魔に対し、他人を巻き込まず一人で死ねと言ったそうですが。まさに一人で死んだ中学生の事は、他人に迷惑かけずによくやった、よくぞ死んでくれたって誉めないんですかね?
他人に迷惑をかけるのはよろしくない事、役立たずは一人で死ねという日本社会の精神的には件の中学生の行動は理に適っています。弱者に冷たい由緒正しき日本人としては、その行動を称賛こそすれ問題視する必要はないのではないですか。