当分フォアグラも食べることにした

何だかなー、動物愛護というものに対して最近凄く白けた気持ちになっています。
ガチョウが可哀相なのでフォアグラは食べないようにしていましたが、もう気にせず食べちゃおうっていう(そのうち食べられなくなるかもしれないし)。ペットショップも利用するよ。

人間には冷たいが動物には優しいニッポン。いやー実に美しい国ですね!

動物に冷たい国が人間には優しいはずがないとか言ってる人がいましたが、逆でしょう。動物よりも人間を大事にして下さい。動物だって同じ種を優先します、我々自身が人間である以上人間を先に助けるべきじゃないですかねぇ。
相変わらず若年無職者をニートと呼び、本人が怠けているかのように叩き。生活保護を叩きホームレスを無視し弱者に対する冷淡な態度をとる一方で。動物だの子供だのと如何にも華々しいイメージのいい弱者相手にばかり躍起になるというのは。そういうのは凄く偽善的だと思う。
保健所で処分される犬や猫の話を見ても、今はもうあんまり可哀相だとは思えない。だって自分はそれ以上に辛い立場ですし。なのに同じ人間達は人間より動物の命ばかり気にしているし。ペットショップの動物は売れ残ったら殺処分だと言いますが、動物は成獣からでも飼ってくれる人がいるだけマシじゃないですかね。新卒逃したら人生終了の人間よりは。
無職者が餓死するのをスルーする一方で、熊の餓死には過剰な同情をするという。何なんだろうこの気持ち悪さは。
福島の動物達への保護に対しても、震災直後から何処か白けた気持ちになっていたなぁ…。可哀相なのは分かるんですけれど、動物を助けるその余裕で救えた人がいますよねっていう。
福島の子供達を救えというのも、もうどうしようもなく気持ち悪い。福島の人々を救え、なら支持しますけどね。
「福島の子供」やその母親だけじゃなく、大人やお年寄りの事も少しは考えないんですか。だいいち子供はいつか大人になるんですよ。「子供」しか問題にしないというのは、本当の意味では子供達の事を思っていないと思う。