イエスとマグダラのマリアと

イエス・キリストマグダラのマリアについてはダヴィンチコードでくらいしか知らないのですが、今は結婚していた説が有力なのでしょうか?
アメリカのフェミニストの間では結婚説が人気らしいと聞いて、そうなの?と思いました。まあ実際のところどうなのかは分かりませんが。
個人的には人間としてのイエスを評価するならば独身だった方がいいと思います。個人的に、社会を変えるような偉業を成し遂げる事と家庭の幸せとは両立しえないと思うからです。だから女性の偉人は多くが生涯独身で、男性の偉人は多くが家庭を蔑ろにし、ごく一部が生涯独身だったと思うのです。結婚し家庭を持っていたらどうしてもそちらが優先されます。幸福な家庭生活と偉業は両立しえない。二十一世紀の今ならともかく、約2000年前の中東では絶対にそうだったと思います。
ましてやローマ帝国に逆らって死刑になったのですから。妻子がいればそれに累が及ぶ可能性は考えなかったとは思えない訳で。
だからイエスマグダラのマリアと結婚し子供をもうけていたならばあまり尊敬出来ないよね…と思うのです。事実どうだったのかは分かりませんけどねー。
妻や恋人ではないけれど最愛の弟子としてマリアを尊重したイエスという方が、フェミニスト的には好感度高いと思うのですが。
それからブッダの場合妻子を捨てて出家してますよね。その良し悪しはともかくとして、やはり家庭の幸福とは両立できないように思います。

そういえば、「イエスは実は女だった!」ってネタがありそうでないのは、やはり磔の像が裸であるせいなのでしょうか?