子宮頸癌ワクチン談義に感じる気持ち悪さ

子宮頸癌の是非について語る論議を見ていると、独特の気持ち悪さを感じずにはいられません。
インフルエンザやポリオワクチンなど、他のワクチンに関してなら、こういう気持ち悪さは感じないのですが。
多分、推進する勢力に純潔思想というか処女厨のような偏見を感じるからだと思う。子宮頚癌は性行為によって感染するらしいので性行為が未経験なうちにワクチンを打たないといけないという、他にない状況ゆえの。
「性行為を経験していない無垢なうちに何とかしないと!中学生以下ならみんな未経験に決まっているし18歳以上なら必ず経験するから手遅れ!」という余計なお世話感を感じるんです。親が知らないだけで小中学生でも経験している子はいると思いますし、大学生以上でも未経験な人はいますし。性交渉の有無で決まるなら年齢は関係ないのに年齢を基準に考える思考が気持ち悪い。
(まあワクチン反対派も、他のワクチンにも反対していたり放射脳だったりで別の方向に胡散臭い人が多いようです。)
副作用とワクチンの効果については本当のところは分かりません。ただ、ワクチンを受けさせようとする側の考え方が気持ち悪いなーと思いました。
個人的には子宮頚癌だけを防いだところで他の癌はあるので、ワクチンを打たない結果と副作用と天秤にかけたら副作用の怖さの方が勝るかなーと思っています。
どっちにしろそれは親や政府が決める事ではなく、当人が自分で決める事だと思います。ワクチンは自分で責任が持てる女性が自分の意思で受ける場合に限定してもいいのでは。
http://vaccine.luna-organic.org/wp-content/uploads/2013/04/杉並区説明書.pdf
これを見ると「保護者の判断で」決めるみたいですね。それはどうよ。