風評被害なのか真実なのか

今後どうなるんだろう。本当に怖い。もはや福島県は絶望的なのか、本当に怖いです。
アメリカ、フランス、イギリスの大使館が在日自国民に日本からの退去を薦めたそうで。うちの周りでは12日13日頃には外国人と分かる人々も結構見掛けましたが、彼等も続々帰国してるんでしょうね。いいなー、帰る場所のある人達は。留学生なんかは新しく日本に来る人もいないだろうな。寂しくなります。

で、そうした流れを受けて、日本政府は信用ならない、御用学者は嘘をついている、健康に害がないなんて嘘、原発の被害は致命的なのを隠していると語るリベラル派の方々。で、それでどうなって欲しいのでしょう。
福島どころか東日本一帯が絶望的と言われたら、被災者を見捨てて逃げよう、募金なんかやってられないという人も増えるでしょうね。言葉にこそ出さなくても。
そしてもし将来この件が落ち着いても、福島の名前だけで(被害が少ない会津でさえも)拒絶され、福島産の農産物畜産品は全く売れなくなってしまうのでは。家畜は口蹄疫どころではない焼却処分、田畑も廃棄。人間も被爆者として握手さえ躊躇われるような扱いを受けるかもしれない。原発事故が深刻であればある程、被爆者差別は避けて通れないと思います。
(でもそれが正しいのでしょうか…今後900年は福島産の野菜や果物は食べないのが正しいのかもね)
住民は県を去って他の場所で生活出来ればいいのですが、それが出来る人ばかりではないでしょう。ただでさえ不況な上に生活の基盤がない場所では、被災地を去っても貧困に陥るでしょうね。
そういう状況を望んでいるんですか?日本政府と御用学者なんか信じない、リベラルで弱者に優しい皆さんは。