竹やりでB29に立ち向かう

昨日で震災から七ヶ月でしたね。

アメリカのウォール街デモには全く共感いたします。それに引き換え日本の脱原発デモは全く……。どうして日本人っていうのは、要求してもどうしようもない事に限って必死になって、頑張れば何とか出来る問題は最初から無理だと諦めてしまうんです?
デモをしても、原発放射能もなくなりません。竹やりでB29を倒そうとするような愚行を勇気とは呼ばないんですよ。いや、それよりももっと悪いかもしれません。
被災地の高校生が何人も、経済的理由により高校中退を余儀なくされたというニュースを聞きました。あんまりです。高校くらいちゃんと行かせてあげましょうよ。こういう時にこそ、子供達を救えって立ち上がらないんですか?(高校生を子供に入れるかどうかはともかく)
消費税にしろ法人税にしろ年金にしろ夫婦同姓の強要にしろ、所詮は人間が作った制度なんだからいくらでも変えられるはずなんですよ。社会制度は原発とは違い、人の手に負えないものではないはずです。
日本をよくしたいならば、もっと小さな事からこつこつと変えていけばいいのに、何故か皆それには無理だと決めてかかる。脱原発という華々しい事で一気に注目を浴びたくて、地味な事はしたくないんですかね。

デモをしても、原発放射能はなくならない。でも、格差も貧困も差別も戦争もなくす事が出来る。だってそれは人間が作っているものなんですから。