日本人に適しているのは事実婚よりも籍だけ婚ではないか

小説家の小野不由美さんと綾辻行人さんが夫婦なのは有名ですが、聞いたところによると二人は二世帯同居住宅のような居住形態で生活は別々らしいとか。面白いなーと思いました。
そもそもなんで一緒に暮らさなきゃいけないのか分からないんです。好き合っていても別々に暮らしてもいいじゃない。事実婚を持ち上げる論客はどうもそこのところの感情を無視しているように思えます。事実婚!かっこいい!進歩的!そこで思考停止して、実際にそれが楽しいかどうか幸せかどうかを無視しているのではないか。誰かを愛する事と一緒に暮らす事とは別の話ではないかと。事実婚万歳で海外ではうまく行っているのかもしれませんが、少なくとも日本においては同棲、同居という形態に煩わしさを感じる人が多いと思うんじゃないかと思うんですよね。
好きだからこそ見られたくない部分とかあるじゃないですか。それでもただの恋人同士だと貞操義務がないのが不安ですからやっぱり結婚したい。財産も共有したい。だから籍だけ入れて別居して円満に夫婦やっていくっていうスタイルが一般的になってもいいんじゃないかな。世間では別居夫婦というと不仲みたいに見られてますが、仲がいいけれど別居と言う夫婦の在り方が一般的になればいいのに。男と女だけじゃなく男同士、女同士でもね。
日本人は元々他人を煩わしく思う人が多いと思いますから、欧米式の事実婚万歳は絶対合ってないと思うんですよねー。
週末婚てのもありましたが、週末だけというのが義務になっちゃうとまた面倒だと思います。